RSウイルスワクチン|佳ウィメンズクリニック|一宮市の婦人科・産科・漢方内科・美容皮膚科|今伊勢駅から徒歩5分

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RSウイルスワクチン

RSウイルスワクチン|佳ウィメンズクリニック|一宮市の婦人科・産科・漢方内科・美容皮膚科|今伊勢駅から徒歩5分

RSウイルス感染症とは?

妊娠中のワクチンで赤ちゃんを守る ― RSウイルス定期予防接種が2026年4月から開始

2026年4月1日から、RSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)が定期予防接種として全国で始まります。
妊娠中に接種することで、胎盤を通じてお母さんの抗体が赤ちゃんに移行し、出生後のRSウイルス感染による重症化を防ぐ効果が期待されています。

佳ウィメンズクリニック(愛知県一宮市)でも、妊婦健診に合わせて接種のご案内・予約を承っております。

RSウイルス感染症とは?

RS(Respiratory Syncytial)ウイルスは、乳幼児の呼吸器感染症の原因として最も多いウイルスのひとつです。
咳やくしゃみの飛沫、ウイルスが付着した手や物からの接触により感染が広がります。

主な特徴

  • 2歳までにほぼすべての乳幼児が感染
  • 潜伏期間は2〜8日
  • 発熱、鼻汁、咳などの上気道症状
  • 一部は細気管支炎・肺炎などへ重症化

日本では毎年、生後24か月未満の乳幼児12〜18万人が感染し、3〜5万人が入院していると推定されています。
入院例の約7%が人工換気を要したという報告もあり、乳児にとっては命に関わる感染症の一つです。

RSウイルスの発生状況と流行時期

RSウイルスは例年、夏〜秋にかけて流行し、冬場にかけて感染が拡大します。
特に保育園や高齢者施設などでは集団感染が起こりやすく、地域的な流行が問題となっています。

一宮市や尾張地域でも、近年は例年より早い時期から流行が始まる傾向がみられ、早期の予防がより重要になっています。

RSウイルス感染症の症状

軽症の場合

  • 発熱(微熱〜高熱)
  • 鼻水・鼻づまり
  • 軽い咳

重症化のサイン

  • 息が速い・呼吸が苦しそう
  • 呼吸時に胸がへこむ(陥没呼吸)
  • 顔色が悪い・唇が紫色になる

このような場合は、肺炎や細気管支炎の可能性があり、すぐに医療機関の受診が必要です。

RSウイルスに特効薬はある?

RSウイルス感染症に対する特効薬はありません。
治療は、熱や咳などの症状をやわらげる「対症療法」が中心です。

重症化すると入院し、酸素投与や点滴などの治療が行われることがあります。
また、入院となった場合は保護者の付き添いや仕事の調整が必要となり、家庭への負担も大きくなります。

RSウイルスと喘息の関係

海外の研究では、RSウイルス感染で入院した子どもは、その後の喘息発症率が高いと報告されています。
早期に感染を防ぐことは、将来の呼吸器疾患リスクを減らす可能性にもつながります。

母子免疫とは

生まれたばかりの赤ちゃんは免疫機能が未熟で、感染症にかかりやすい状態です。
しかし、妊娠中にお母さんがワクチンを接種すると、胎盤を通じて抗体が赤ちゃんに移行し、生後しばらくの間は感染から守られます。

これを「母子免疫」といいます。
母子免疫ワクチンはこの仕組みを利用し、お母さんが接種することで赤ちゃんを守る新しいタイプのワクチンです。
RSウイルス母子免疫ワクチンの効果は、生後約6か月まで持続するとされています。

RSウイルスワクチン「アブリスボ®」とは

RSウイルスの母子免疫ワクチンとして使用されるのが「アブリスボ®」です。
このワクチンは2023年に日本で承認され、2026年4月から定期接種として導入されます。

接種対象

  • 妊娠28週〜36週の妊婦

接種方法

  • 1回、筋肉内注射

費用

30,800円(税込)
※一宮市の定期予防接種対象者は無料

ワクチンの効果

妊婦が接種 → 抗体を産生 → 胎盤を通じて胎児へ移行
→ 生まれた赤ちゃんのRSウイルス感染時の重症化を防ぐ

お母さんの免疫を赤ちゃんに「プレゼント」する形で、生後の感染リスクを下げることができます。

安全性と副反応について

よくある副反応

  • 注射部位の痛み・赤み・はれ
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 倦怠感
  • じんましん

稀に起こる重い副反応

  • 血管迷走神経反射(失神・めまい・吐き気)
  • アナフィラキシー(極めてまれ)

接種後は院内で30分ほど安静にお過ごしください。異常がみられた場合は、すぐにお知らせください。

接種に注意が必要な方

  • 妊娠高血圧症候群の既往またはリスクがある方
  • 血小板減少症・凝固障害のある方
  • 抗凝固療法中の方
  • 発熱や重篤な急性疾患がある方
  • 過去にワクチン成分でアレルギーを起こした方

接種後の注意点

当日の注意

  • 接種後30分は院内で安静
  • 激しい運動は避ける
  • 入浴は可能(接種部位はこすらない)

受診が必要な症状

  • 高熱やけいれん
  • 呼吸困難
  • 全身のじんましん
  • 強い倦怠感

異常を感じた場合は、速やかに医療機関へご相談ください。

一宮市におけるRSウイルス定期予防接種について

対象者

  • 一宮市に住民登録がある妊婦さん
  • 妊娠28週0日〜36週6日

※過去に感染・接種歴がある方も対象

接種期間

2026年4月1日以降、妊娠28〜36週の期間に実施
※出産予定日が近い方は医師へご相談ください

接種回数

  • 妊娠ごとに1回

費用

  • 無料(一宮市の予診票が必要)

持ち物

  • 母子健康手帳
  • 身分証明書
  • 予防接種予診票

当院での予約方法

当院では、妊婦健診時にご案内および予約受付を行っています。
接種をご希望の方は、健診時またはお電話にてご相談ください。
事前予約制のため、妊娠週数に余裕をもってご予約ください。

よくあるご質問(FAQ)

いつ予約すればいいですか?
妊婦健診時、またはお電話にてご相談ください。事前予約制です。一宮市の方は、事前に予診票が手元に届いていることをご確認ください。
効果はどのくらいありますか?
生後約6か月まで、重症化予防効果が期待されています。
副反応は大丈夫ですか?
多くは軽度で一時的です。まれに重い副反応があるため、異常時はすぐご相談ください。
授乳中でも接種できますか?
定期接種の対象は妊婦のみで、出産後は対象外です。

一宮市でRSウイルスワクチンをご検討中の妊婦さんへ

生まれてくる赤ちゃんをRSウイルスから守るためにできること。
それが、妊娠中のRSウイルスワクチン接種です。

妊婦さんが接種することで、お母さんと赤ちゃんの両方を守り、安心して出産・育児を迎えることができます。

いまのあなたにしかできない、赤ちゃんへの最初の贈りものとして―
佳ウィメンズクリニックでは、妊婦さんと赤ちゃんの安全で健やかな生活をサポートいたします。